【7月1日付】鳥取市で辺野古現地行動報告会 参院選勝利正面に

 沖縄と連帯するとっとりの会は16日、鳥取市で沖縄県の辺野古新基地建設反対現地行動の報告会を開きました。行動に参加した赤田周平さん(31)と山川諒さん(23)が現地での活動を報告し、参加者で交流しました。


 辺野古では、4月23日~28日にかけて米軍基地キャンプ・シュワプでの500人ゲート前座り込み、25日のカヌー100人海上座り込みが取り組まれました。


 赤田さんらは、4月18日~25日にかけてゲート前座り込みや海上抗議行動に参加。チビリガマ、嘉手納基地、道の駅かでな資料館、沖縄師範健児の塔、金城実氏アトリエなどを見学し、ワカゲノイタリ村や民家宿泊などで現地の人たちと交流したと報告しました。


 赤田さんは、ゲート前座り込みで何十回も引き抜かれ、体を痛めて立てなくなったことや、〝おじい〟や〝おばあ〟が機動隊員を諭し、「戦争になったらあんたらが犠牲になる。一緒にたたかおう」と呼びかける非暴力のたたかいに感動したことを紹介。


 建設工事の進捗状況について「護岸工事と浅瀬の埋め立てだけで、進んでいるように見せかけているだけ。沖の方は軟弱地盤で知事の許可なしにはできない」と指摘し、11月の知事選での翁長雄志知事勝利を訴えました。