鳥取市の日本共産党面影支部は8月27日、大平喜信前衆院議員を招いて2カ所で集いを開き、参加した1人を党に迎えました。
大平氏は、安倍政権について「森友・加計学園問題でウソの国会答弁が繰り返され、国民の声が無視され、〝生産性がない〟と個人の尊厳が否定される。イージス・アショア配備など軍事費は増やされ、必要な社会保障費は削られる。消費税は増税され、法人税は減税される」と批判し、政治のあり方に国民の怒りが高まっていると強調しました。
安倍首相が秋の臨時国会に自民党の改憲案を提出しようとしているとして、9条改憲ノーの声を大きく広げることが重要だと訴えました。
浄土真宗僧侶の千石知芳さん(78)は、戦争から帰った父親がお寺をしながら、「戦争は絶対いけない」と反戦運動に関わってきたことを紹介。自らも月1回の法座で元中国帰還兵の話を聞いたり、広島、長崎、終戦の日に平和の鐘を鳴らす運動を全国に広げるなど平和活動に取り組んでいることを報告し、不戦の誓いを立てた9条を守ることの重要性を訴えました。