【9月9日付】鳥取市大平前衆院議員が豪雨災害視察 軍事ではなく災害防止対策に予算を

日本共産党の大平喜信前衆院議員は8月27、28の両日、西日本豪雨で氾濫寸前だった鳥取市の千代川の現場を視察し、各支部の集いに参加しました。


 大平氏は27日、岩永やす子市議の案内で、千代川の河川敷に降り、中州が形成されて樹木が繁茂している様子を見て回りました。


 28日は、おぎの正己市議候補の案内で、豪雨で決壊した大口堰(同市円通寺)=千代川から農業用水を取り入れる=の復旧工事の状況や電気柵を流された農地(用瀬町)を視察し、河原支部主催の集いに参加しました。


 大平氏は集いで、豪雨災害が警戒されるなかで自民党が開いた宴会に安倍首相や大臣が出席するなど、国民をないがしろにする政治だと批判。被災者の救命と支援に全力をあげるのが政治の使命だとして、各地の党議員、党機関、支部が被災者の元に足を運び、行政に働きかけ、断水地域に水を運ぶなどした救援活動を報告しました。


 そのうえで、被害を広げた原因究明と再発防止が重要だとして「倉敷市真備町では川に土砂が堆積し、樹木が繁茂していたことが被害を広げた。浚渫(しゅんせつ)するお金がないというが、政府は軍事やアメリカのためには税金をつぎ込んでいる」と批判しました。