日本共産党西部地区委員会は8月20日、県西部建設業協会と懇談しました。福住ひでゆき参院鳥取・島根選挙区予定候補、錦織陽子県議、石橋佳枝米子市議、平井一隆地区委員長が米子市の同協会を訪れ、永東康文会長、金田勝、別所一生両副会長、斉田光門事務局長が応対しました。
永東会長らは人材と事業量の確保が課題だとして、「建設業は給与が低く、休日がとれないため、若い人に敬遠されている。週休2日にしても収入が減らないよう、日当を高くする必要がある。そのためにも公共事業の設計価格(予定価格)を引き上げてほしい」と要望しました。
設計価格は、入札額の8割(現行は9割)の最低制限価格が続いたために市場価格が下がり、労務単価も下がったとして、「近年改善されてきたが、ピーク時の8割しかない」とのべました。
さらに、永東会長は「設計価格100%で受注してはじめて適正利潤が得られる。現行の最低制限価格90%を95%にしてほしい」と要望しました。
福住氏は、県や国に働きかけたいと応じました。平井氏は、省エネ住宅の普及、空き家・店舗のリノベーション、自転車道の整備など提案しました。