国民平和大行進鳥取県東部地区実行委員会は8月22日、鳥取市で原水爆禁止世界大会報告会を開きました。
新日本婦人の会県本部の田村真弓事務局長が全県で44人が参加したと報告。大会には「総がかり行動実行委員会」の福山真劫共同代表が挨拶し、自由党の小沢一郎代表、「沖縄の風」の糸数慶子代表、「無所属の会」の岡田克也代表がメッセージを寄せるなど、核兵器禁止条約の締結をめざす野党共闘の流れが生まれていることを紹介しました。
日本共産党の岡田正和常任委員は、富田宏治関西学院大学教授が核兵器禁止条約について①被爆者支援と環境の修復②核兵器の開発、実験、生産、保有や使用の脅しなどの包括的な禁止―を義務づけた初めての条約であり、「条約を批准しなくても条約の義務を守らない国は〝ならずもの国家として悪の烙印を押される〟ことを宣言する条約」だと指摘したことを報告。核保有国の側に就く日本政府を断罪しました。
大会に参加した女性(23)は、広島平和記念公園の慈仙寺跡で被爆者の手記を朗読する「追体験」の活動に参加したことを報告し、「学んだことを職場、地域、学園でどう伝えるか考えたい」とのべました。