【9月16日付】鳥取県に全教中国ブロックキャラバン 教職員定数を増やして少人数学級を

全日本教職員組合の共同闘争推進連絡会中国ブロック協議会のキャラバンと「鳥取県ゆきとどいた教育をすすめる会」(市谷尚三会長)は8月23日、鳥取県庁を訪れ、不登校の子どもや障害児、低所得世帯の子どもへの支援、教職員の正規採用増、成果主義賃金の廃止を求めました。また、国に教育予算の増額、高校無償化の復活、教職員定数増を要望するよう求めました。


 同キャラバンは21日に山口、広島両県、22日に岡山、島根両県に申し入れました。


 全教執行委員の阿部のぞみ氏、島根県教職員組合の猪俣邦顕書記長、岡山県高教組の三上雅弘委員長、「すすめる会」の市谷会長、百毛晴雄事務局長、会員の大森正治大山町議、新日本婦人の会県本部の田村真弓事務局長ら8人が県庁を訪れ、日本共産党の市谷知子、錦織陽子両県議が同行しました。


 応対した県教育委員会の森田靖彦次長らは、発達障害の子どもの通級指導教室を増やすために国に教職員定数の増員を要望している▽特別支援学級の定員を国基準の8人から7人にしている▽教職員評価・育成制度は賃金に連動させていない(一時金で差別)▽少人数学級分を除いた正規採用率は全国トップクラス―と答えました。