日本共産党の大平喜信前衆院議員は9月19、20の両日、市議選を11月に控えた鳥取市に入り、2カ所で集いを開き、支持者らを訪問しました。
富桑支部の集いでは、氾濫寸前だった千代川の洪水対策が議論となりました。
千代川の状況に詳しい千代川漁協幹事の男性は「鳥取市の平野部に雨が降らなかったことで救われた。降っていたら氾濫し、市街地全域が水没していた」と警告。山が切りっぱなしで土砂が流出し、河床に溜まって流せる流量が小さくなり、洪水が起きやすくなっていると指摘しました。
洪水を防止するためには、定期的に河床と河口の浚渫(しゅんせつ)を行うとともに、広葉樹や林床植生による土壌流出防止対策を計画的に行う必要があると強調しました。
大平氏は、千代川の洪水対策は急務であり、市議選でも問われるとして、「ハード面での洪水防止対策と、被害を最小限に食い止めるための適切な避難計画など、ソフト面での対策がいる」と指摘しました。