日本海の冬の味覚、ズワイガニの初競りが7日、鳥取市の鳥取港で行われました。ブランドの五輝星(いつきぼし、1・2㌔以上で色合い、身詰まりが良い)が3匹揚がり、県内では過去最高の1匹200万円の値が付きました。網代港で4匹、境港で2匹の合計9匹が揚がりました。
ズワイガニ漁は6日に解禁。沖合底引き漁船が鳥取港に5隻、網代港に6隻、境港に12隻が入港し、山陰沖の松葉ガニ(ズワイガニ雄)と親ガニ(雌)が水揚げされました。
日本海区水産研究所(新潟市)の調査で、ズワイガニの生息数が今後3年間で半減すると予測されており、県水産課によると隠岐諸島北方に保護区を設けて資源管理に取り組むことが話し合われています。
漁期は松葉ガニが来年3月20日まで、雌の親ガニは12月31日まで、若松葉(わかまつば)ガニは来年1月20日から2月末までです。