鳥取市のJR鳥取駅北口前で昨年12月22日、市民と3野党の合同街頭アピールが行われました。
鳥取県中部・九条の会の福井三千男さん(67)は、安倍首相が改憲を主導するのは憲法99条違反だと指摘。消費税増税も、年金支給開始年齢を75歳にするのも、国民の生存権を脅かす憲法違反だと訴えました。
「住民の声で鳥取市政をつくる会」の井上眞澄さんは、沖縄県名護市辺野古で、軟弱地盤のために基地建設の目途が立たず、知事が埋立承認を撤回したもとで、国が知事の承認が必要な設計変更もせず、埋め立てを強行するのも、国の機関が受けた処分には適用しないと明記した行政不服審査法を防衛局が使うのも法律違反だと糾弾しました。
日本共産党の岩永安子市議は、今年1年の世相を表す漢字が「災」とされたのを受け、国民にとって一番の災いは被災者に十分な支援をせず、消費税を増税する安倍政権だと指摘しました。
社民党県連合の米村正一幹事長は、福島原発事故の被災者を顧みず、原発再稼働に走る安倍政権を批判。新社会党県本部の中宇地節雄書記長は、入管法、水道法、漁業法の改悪を強行した安倍政権を参院選で退陣させようと呼びかけました。