【4月28日付】知事選での平井知事の共産党攻撃に公開質問状 共産党への言われなき中傷

 日本共産党鳥取県委員会と県議団は4月22日、平井伸治知事に対し、県知事選挙中の共産党を攻撃した演説に抗議し、公開質問状を提出しました。この日までに、知事が面会に応じなかったため、市谷知子、錦織陽子の両県議が秘書に手渡しました。


 平井知事は知事選・県議選投票日の前日の6日、「最後の訴え」として日本共産党を中傷する演説を行い、地元2紙が投票日の7日、その演説を掲載しました。


 地元紙によると、平井知事は演説で「県中部地震の対応を巡り、経済界から要望を受けた風評被害対策を共産党が否定したとして『現場を全然分かっていない。震災対策の足を引っ張ろうとした』と批判」/「『鳥取中部地震の際、共産党は足を引っ張ろうとした。党利党略に利用してはならない』と声を張り上げた」とされます。


 また、平井知事は政見放送では「共産党が反対した県民参画条例」とものべました。


 市谷氏は、知事の発言は共産党に対する誤解を与え、有権者の投票行動にも影響を与えたと考えられるとして抗議し、「足を引っ張ろうとしたこと、党利党略とは何を指すのか、報道ではわからないので真意を確かめたい」と語りました。