【1月1日付】新年あけましておめでとうございます。大平喜信

 昨年初頭、「憲法改正いよいよ実現の時」と並々ならぬ決意を述べた安倍首相でしたが、国民は彼らの憲法をふみにじる大暴走を決して許しませんでした。通常国会での衆院憲法審査会の開催はたった3回、改憲の企てはその入り口にすら立てず、臨時国会でも、同審査会の自民党幹事を強硬派へと丸ごと入れ替え、与野党合意という最低限のルールさえ破り一方的に審査会開催を強行しましたが、結局「改憲の実現」どころか自民党改憲案を示すことさえもできませんでした。


 平和と民主主義を願う一人ひとりの声と行動、市民と野党の共闘が彼らを追いつめています。皆さん、今年こそ「安倍政権の退陣、いよいよ実現のとき」です。


 日本共産党への大きな期待を感じる1年でもありました。昨年、中国地方の20の自治体でたたかわれた定例の地方議員選挙、党の候補者は全員が当選。鳥取市では1議席増で史上初の4人の議員団を確立し、空白だった岡山県備前市で2議席を勝ち取りました。広島市安芸区でおこなわれた市議補欠選挙では定数1の激戦を勝ちぬき、山口県萩市では定数6減のなか現有2議席を守り議席占有率を大きく前進させました。島根では江津市、大田市、津和野町で新旧交代含め勝利しています。


 いよいよ二大選挙の年。5県一丸となって積み重ねてきた勝利の流れをさらにトップギアへと引き上げて、日本共産党の大躍進をなんとしても勝ち取ろうではありませんか。


 そして何より災害からの復興の年へ。復興とは被災者の最後の一人が元の生活に戻れることと肝に銘じ、立党の原点をかけて今年も被災者支援の活動に邁進する決意です。

 今年で41歳。気がつけば「厄年」と言われる歳にも突入しますが、昨年もまったくケガにも病気にも見舞われず、ますます元気です。「猪突猛進!」というとキャラクターと少し違うでしょうか…、今年も一歩一歩を大切にしながら、前進まっしぐらでがんばります。