【1月13日付】鳥取市議会で岩永議員が質問 子どもの医療費完全無料化を

 日本共産党の岩永安子鳥取市議は昨年12月19日の市議会で一般質問し、子ども医療費の完全無料化や千代川の水害対策、高齢者の住宅支援などを求めました。


 岩永氏は、18歳までの医療費助成(県と市が折半で負担)があるものの、通院で1回530円、入院で1日1200円の負担があるとして、まず就学前までの無料化を求めました。


 深沢義彦市長は、無料化には6800万円かかり、市単独では実施しないと答弁。岩永氏は、他県では県の制度に上乗せして無料にしていると指摘し、不可能な金額ではないとして改めて無料化を求めました。


 また、7月豪雨で千代川が市街地に氾濫する危険があったことをあげ、国、県の治水対策、避難方法を聞きました。


 深沢市長は千代川と有富川が国の緊急対策3カ年計画に入ったと報告し、地域防災計画の見直しに向け、意見公募を計画していると答えました。岩永氏は住民説明会を開くよう求めましたが、深沢市長は消極的でした。


 さらに、高齢者住環境整備事業を非課税世帯に限定したために利用が激減したとして、対象の拡大を求めました。