憲法記念日の3日、鳥取駅前「風紋広場」で「平和の鳥フェスティバル」が開かれました。子ども連れの家族ら約150人が参加し、「平和のメッセージカード」を付けた約200個の「はと風船」を大空に飛ばしました。
オープニングは壮大な巌流太鼓の演奏。鳥取市佐治、用瀬両町の子どもたち13人を含む19人が大太鼓、太鼓、小太鼓をたたきました。
吉岡一則実行委員長は「憲法記念日に『はと風船』を飛ばして12年目になります。全ての人類が人間らしく生きていけることを保障する憲法を守り続け、主権者として戦争しない仕組みをつくることが大事です」とあいさつしました。
ゴスペルオーブが「戦争をしないことを学んで平和をつくっていくのがゴスペルの役割です」とあいさつ。ミニコンサートでコーラスを披露しました。
巌流太鼓を演奏した岡本いずみさん(8)が平和のメッセージを朗読。「太鼓をたたくときは緊張しました。平和を願って風船を飛ばしました」と話しました。
妻と3人の子どもで参加した男性(30)は「自分たちの意思で憲法を守っていくことが大事だと思った」と話しました。