【5月19日付】中林参院候補が県内キャラバン 共産党躍進で消費税の増税阻止を

 日本共産党の中林よし子参院鳥取・島根選挙区予定候補の「参院選必勝・本気の共闘をめざす」県内キャラバンが13日、岩美町を皮切りに始まりました。


 中林氏は、岩美町内で1回、鳥取市内で2回の街角演説会を開き、同市内での「おしゃべりカフェ」&集いに参加しました。4カ所で合わせて約60人が参加しました。


 中林氏は、安倍政権のウソとごまかし、忖度で私物化された政治が、なぜ続けられるのかと切り出し、「(与党と補完勢力の)多すぎる議席が、数の力で悪政を押し付ける強権政治を可能にしている」と指摘。市民と野党の共闘勝利で、自公を少数に追い込もうと呼びかけました。


 そのためには、参院選挙区の32の1人区で野党統一を果たし、自公候補と対決し、共産党を躍進させることだと支援を求めました。


 消費税について、10%にすれば消費が落ちて売り上げが落ち、日本経済が大変なことになるとして、「40年前に一般消費税を阻止したように選挙で共産党を躍進させて決着をつけたい」と訴えました。
 消費税増税の度に「社会保障や福祉の財源をつくるためだ」と言われるが、「社会保障や福祉のために使われておらず、ウソだ(消費税収の8割が大企業減税に使われた)」と指摘。やるべきは消費税増税ではなく、大企業に中小企業並みの税率を課し、大資産家の優遇税制をただし、5兆円の財源をつくることだと強調しました。


 戦中、戦後の母親の人生を語った上で、9条改憲について、自衛隊を軍隊にして海外で武力行使を可能にするものだとして絶対阻止を呼びかけました。


 参加者は「年金が低くて暮らせない。施設に入れない」「資産家に課税するべきだ」などと語りました。


 キャラバンには、市谷知子県議、鳥取市の伊藤幾子、岩永安子の両市議、岩美町の田中克美町議が参加しました。