2019年原水爆禁止国民平和大行進(富山―広島コース)の鳥取県内での行進を成功させようと10日、北栄町で第1回実行委員会が開かれました。行進は7月10日から20日までの11日間行われ、島根県側に引き継がれます。
実行委員会には県原水協の山上英明理事長らが参加。県原水協の田村真弓事務局長代理が昨年の取り組みを紹介しました。昨年は、のべ405人が参加し、全自治体を回り、228人の自治体関係者から歓迎を受けました。
今年も全自治体を訪問し▽全議員に署名を訴える▽首長・議長の激励を受ける▽若い世代の参加を増やす▽立憲野党に働きかける▽原爆展の開催などに取り組む―ことを確認しました。
日本政府に核兵器禁止条約の批准を求める陳情に取り組み、境港市議会と琴浦、南部、日野、北栄、湯梨浜の5町議会が意見書を可決し、県が趣旨採択したことが紹介され、引き続き陳情に取り組むことを参加者で意思統一しました。また、ヒバクシャ国際署名の到達が3万7137人分と報告されました。
コースの通し行進者は山田太枝さん(73)=原水爆禁止世田谷区協議会=です。