日本共産党の市谷知子鳥取県議は5月15日、6月議会にあたって県に予算要望しました。全ての会派、無所属議員に面会して要望を聞いてきた平井伸治知事は、予定時間の直前に理由も示さず、市谷氏にだけ、井上靖朗総務部長が対応しました。
改選前には15分だった無所属議員への面会時間も5分に短縮しました。
市谷氏は「意見の異なる者とは面会しないというのは知事として見識がない」と批判。産廃処分場建設反対の住民にも会って声を聞くよう求めました。
その上で、▽伯耆町の陸上自衛隊日光演習場に飛来する自衛隊機が役場や民家の上を飛んで「うるさい」「危険だ」との声が寄せられており、ルート変更の要請を▽消費税10%が延期された場合、手数料引き上げ中止を▽介護職員、保育士の処遇改善(賃金加算、配置基準の改善)を▽1兆円の公費負担で国保料引き下げるよう国に要請を▽境港市に養護学校分校を▽非常勤教員への不採用の通知(3月25日着)の改善▽零細企業の声を直接聞きくこと―などを要望。井上部長は「自衛隊の件は確認する。消費税増税延期の場合は引き上げない。処遇改善は知事の検討課題。配置基準は市町村と相談する。非常勤教員の件は教育長に言う」と応えました。