【6月30日付】鳥取で応援する「会」結成 中林氏国会に送ろう

 参院鳥取・島根選挙区の野党統一、中林よし子予定候補を鳥取県民の力で国会へ送ろうと23日、「野党統一・中林よし子さんを応援する会」の結成・キックオフ集会が開かれました。


 準備会を代表して鳥取大学名誉教授の藤田安一さんがあいさつし、「中林さんは私たちの代表として選挙に出る。私たちも中林さんとともにたたかおう」と呼びかけました。


 市民の側から、元社民党衆院議員の知久馬二三子さん、元倉吉市長の長谷川稔さん、沖縄と連帯するとっとりの会の平良忠弘事務局長、えねみら・とっとり(エネルギーの未来を考える会)の山中幸子共同代表がスピーチ。山中さんは「あきらめない人々が世の中を変えられる」と力説しました。中小企業の社長は「消費税を増税すれば買い控えが起こる。小さい企業は増税分を転嫁できない。できれば、消費税そのものを廃止してほしい」と訴えました。


 日本共産党県委員会の小村勝洋委員長、新社会党県本部の中宇地節雄書記長、社民党県連合の米村正一幹事長が決意表明しました。


 中林氏は、安倍首相がトランプ大統領を接待する裏で「8月にいい知らせがある」(トランプ大統領)と〝米国の農産物の関税がTPP以上に外されてどんどん輸入される〟密約が交わされていたと指摘。年金問題も国民の大きな怒りが巻き起こり、安倍政治のほころびが現れているとして、「みなさんが一つになって安倍政治に対峙しながら、国民のための政治をと風を起こしていくなら、必ず1議席を勝ち取ることができる」と強調。「私の全人生をこの選挙にかけて頑張り抜く」と語ると、参加者は大きな拍手で応えました。