【5月12日付】鳥取県メーデー集会 改憲ノー!消費税増税中止を

 メーデー鳥取県集会が鳥取市で開かれ、約600人が参加しました。集会後、鳥取駅まで約1㌔をデモ行進しました。


 実行委員会を代表してあいさつした田中暁県労連議長は、大企業は425兆円も内部留保を貯め込んでいるとして、暮らしも地域経済も壊す消費税10%ではなく、大幅賃上げをと訴えました。鳥取県の最低賃金は762円で東京都より223円安く、月に4万円も低いとのべ、最賃を全国一律1000円にし、1500円にしようと呼びかけました。


 来賓の鳥取大学名誉教授の藤田安一・県社会保障推進協議会会長は、改元でメディアが祝賀ムードを煽っているが、安倍政権は天皇を、象徴を超えて政権の維持と強化に利用していると指摘。「天皇が政治利用された戦前の過ちを繰り返させてはならない」と強調しました。


 日本共産党の市谷知子県議は、朝まで働いても昼出勤で、辞めさせてももらえないブラック過ぎる弁当屋の学生アルバイトの実態を紹介。人間らしく働けるルールの確立、消費税10%への増税中止、憲法改悪反対を訴え、野党と市民の共闘勝利で安倍政権を退陣させようと呼びかけました。