【6月16日付】中林参院野党統一候補が鳥取県事務所開き 自民党に打ち勝つ大きな塊つくる!

 参院鳥取・島根選挙区の野党統一、無所属の中林よし子予定候補の鳥取県の事務所開きが8日、鳥取市で行われました。無所属の椋田昇一鳥取市議、長谷川稔元倉吉市長、熊本大学名誉教授・元副学長の山懸ゆり子さん、西尾節子前八頭町議、倉吉市の足羽佑太さん(32)、智頭町の仲井茎さん(49)、脱原発金曜日行動のまどかさん(46)、日本共産党の岡田正和衆院鳥取1区予定候補が応援演説しました。


 「中林さんを必ず国会に」の熱気に包まれました。社民党県連合の松本熙代表、新社会党県本部の中宇地節雄書記長がメッセージを寄せました。


 中林しは、5野党・会派が市民連合と合意した13項目の「共通政策」に戸別所得補償の復活、地産地消の拡大、日米FTA交渉の中止など農業再建・振興策を加えた14項目を公約に掲げ、「安倍政治に苦しめられているのは、野党支持者だけじゃない。自民党応援の人たちも苦しめられている」と指摘。「〝政治を変えたい〟と願うより幅広い多くのみなさんの思いを結集し、市民と野党が力を合わせれば、分厚い壁も破れる。勝利をめざす」と表明しました。


 「戦争も貧乏もなくすこと」が私の政治家としての原点だと強調し、〝暮らしを壊す〟安倍政治と対決し、〝暮らしをよくする〟明日に希望の持てる日本にする「暮らしのよし子」を国政の場に押し上げていただきたいと呼びかけました。


 無所属としたことについて「幅広い人たちと一緒に、自民党に打ち勝つ大きな塊をつくることをめざす」と決意を語りました。


 足羽さんは「法律と解釈で憲法9条を覆し専守防衛を捨てた、自公の政治を絶対に許してはならない。大企業の顔色をうかがう政治ではなく、弱い者の声に耳を傾ける政治を本物の共闘でつくろう」と呼びかけました。


 山懸さんは「熊本大学の教授に就任した2013年に250万円あった部屋の研究費が年々減り、退任の年の18年には48万円になった。予算がなくてまともな研究ができない。政治を変えないとノーベル賞級の発見・発明はできない」と訴えました。


 まどかさんは「中林さんを勝たせて原発を全廃させたい。消費税10%で選挙をするとは自民党になめられている。消費税は5%に引き下げてほしい」と訴えました。


 仲井さんは「差別を助長し、弱い者いじめをする安倍政治に危機感をもっている。野党共闘を成功させ、自民党支持者にも届く選挙にしたい」と語りました。


 西尾さんは「安保法制反対をみなさんと訴えてきた。中林勝利で安倍政権のおかしい政治を終わらせたい」とのべました。