鳥取市で8日に開かれた参院鳥取・島根選挙区の中林よし子野党統一予定候補の事務所開きで、椋田(むくだ)昇一市議があいさつしました。その要旨を紹介します。
映画「家族はつらいよ2」の中で「死ぬまで働けというのかこの国は」というせりふがあります。
今、まさにそう言っているのが安倍政権です。「年金だけでは老後の生活資金が2000万円不足するから、自己責任で貯めておけ」と。
みなさんの中で2000万円の貯金がある人は何人いますか。「100年安心」の年金はどこに行ったんですか。
一方で、政府はトランプ米大統領に言われて戦闘機やミサイルを爆買いしています。お金がないから、消費税を%に上げるなどということが許せるはずがありません。
私は部落解放同盟の組織内議員です。部落問題での共産党との溝は埋まっていません。しかし、野党は安倍政権を倒すために、統一候補を立てて勝たなければなりません。
野党の一方だけが協力するのではいけません。さまざまな意見の違いを乗り越え、一致団結し、お互いを尊重し合って、中林さんの当選をめざすことが大事です。