【6月2日付】中林参院候補が日吉津村で集い 島根原発は稼働させず廃炉に

 日本共産党の中林よし子参院鳥取・島根選挙区予定候補は5月15日、日吉津村で「未来を語る会」(党日吉津支部主催)に参加しました。「参院選必勝・本気の共闘をめざす」キャラバンの一環です。


 中林氏は、市民と野党の共闘勝利、党の躍進で自公と補完勢力を少数に追い込み、安倍政権のウソとそんたくの政治を終わらせたいとあいさつしました。


 参加者から「残業がなくなって若い者の生活設計が狂っている」という現状が出され、中林氏は「非正規雇用を正規雇用にして、基本給だけでまともな生活ができるような施策が必要。中小企業を支援して最低賃金は千円にしたい」と応じました。


 年金の低さについて「現役時代の3分の1しかない」との声に、「私も驚いた。この先やっていけるのか心配になった」とのべ、低年金者に月額5000円、将来的には国の責任で5万円の最低保障年金をつくって、掛け金分を上乗せする制度にしたいと話しました。


 島根原発が話題となり、「日吉津は米子市の中にあるのに、避難計画がない」「王子製紙の煙突の煙を見て逃げる方向を決める」「福島で就職した知り合いの娘さんがノイローゼになった」などの話が出て、中林氏は「人間が逃げるのではなく、原発を廃炉にするのが一番の解決策だ」と強調しました。