大激戦の参議院選挙は、7月22日午前7時40分、比例代表区で共産党最後の議席が確定し、私は残念ながら届きませんでした。大阪選挙区で辰巳コータローさんの議席も失いました。今回は競り勝てませんでしたが、比例5議席まであと17万票余り。最終盤猛然と追い上げた私たちの奮闘は、埼玉で21年ぶりの伊藤岳さん、全国32の1人区のうち沖縄、愛媛、大分を含む10選挙区でつかみ取った野党共闘の大勝利に大きく貢献したと思います。
「安倍内閣のもとではくらしも民主主義も本当に危うい」―選挙戦を通じて、国民のみなさんのみなぎる思いをたくさんの要求とともに受けとめてきました。野党共闘は鍛えられいっそう深化しています。その結果、安倍総理が憲法9条を狙って改憲発議を押し通そうとしても必要な3分の2の議席を割り込ませることができたことは、これからの国会の様相を変えるでしょう。消費税増税を強行しようとする安倍政権はいっそう追い詰められることになるでしょう。次は解散総選挙です。
いったん国会から離れることになりますが、「絶対にあきらめない」―それが本当の民主主義の政治をつくる何より一番の道筋です。SNSで新しく広がったつながりも力に、「安倍政治NO!暮らしに希望を」と全力で訴えた公約実現に向けて、みなさんと力を合わせ、大きな運動で国会を包囲していく先頭に立ってまいります。
これからも、つねに現場から、憲法を生かす政治へ。頑張ります!