日本共産党鳥取市女性後援会は5日、仁比聡平前参院議員、岡田正和衆院鳥取1区予定候補を招いて鳥取市で集いを開きました。
参加者から、「共産党は名前を変えた方がもっと伸びるのではないか」「財産没収や独裁、暴力的なイメージがある」「共産党が政権を取ると中国のようになるのでは」との意見や疑問が出ました。
岡田氏は「若い人には共産党への壁はない。アンケートも共産党だと信頼して答えてくれる。国民の生活第一、苦難軽減に頑張っているイメージが定着しているのではないか」とのべました。
仁比氏は、「野党共闘のありようで共産党に対する県民の受け止め方がちがうのではないか」として、高知県知事選では野党各党から共産党県常任委員の松本顕治氏が候補に推され、本気の共闘が実現したと指摘、沖縄でもオール沖縄が、共産党の赤嶺政賢衆院議員(沖縄1区)当選の力になっていると紹介。体制側の反共攻撃の長い歴史があるが、それを打ち破って前進しているのが、この間の市民と野党の共闘のたたかいだとのべました。
さらに、中国政府・共産党が香港(行政府を使って)やウイグルで市民を弾圧し、酷い人権侵害をしているのを見て、そう思うのは、やむを得ないことだが、日本共産党は人権侵害を許さない立場で、中国に直接抗議していると指摘。「中国は共産党を名乗っているが、共産主義と相いれない専制支配の国だ。日本共産党がめざしているのは自由と民主主義、人権と個人の尊厳が大切にされる国であり、私的財産は守る。没収などしない」と強調しました。
どうすれば安倍政権を倒せるかと聞かれ、仁比氏は、総選挙、とりわけ300の小選挙区で本気の共闘で野党統一を果たし、一対一のたたかいで勝利することだと話しました。