【12月8日付】共産党東・中部地区委が上下支部に学ぶ 楽しい支部・機関紙活動で党員増やす

 日本共産党鳥取県東・中部地区委員会は11月22日、広島県府中市の岡田隆行市議(府中市上下町)を招いて上下支部の経験を聞く会を開きました。


 岡田氏は、府中市での教員の経験はなかったものの、昨年4月、支持者を広げて無投票当選したことを報告。当時、党支部での話し合いで「4千人弱の町で党員4人、機関紙読者13人でどうして当選するんじゃ」との声が上がりました。


 当選を勝ち取るためには、「読者を増やさないと」と話し合いました。


 支部では「どうやって増やそう」という話になり、「そう言えば日曜版を読んでないぞ。読んでないのに増やせない」という話になり、1面からすべて読んで魅力を語り合いました。


 そして、まずは隣の家から読者を増やそうと、努力をしてきました。すると、両隣から「どうして家には来ないか」と思われるため、どんどん広がり、140部になり、読者になって3カ月を目途に入党を働きかけ、党員が4人から63人になったと報告しました。


 読者ニュースを発行し、今週の日曜版の「ここがお勧め」記事の内容を紹介し、○○さんお元気ですか、と手書きで書いて渡しています。


 躍進した背景に楽しい支部活動があります。歌の係り、学習の係りを置き、体験や困りごとを話す3分間スピーチ、テーマを決めて調べて発表する学習や「日曜版」を使った学習、誕生日の祝い、行事などをしてきたことを紹介しました。


 支部ニュースでは、支部会議の内容や学んだことを書いて、月に1度は必ず会うようにして、党費100%納入です。


 また、小学校で事実関係が曖昧なまま、小学生を差別発言の当事者にまで仕立て上げようとした〝差別事件〟があり、差別ではないと主張したため、糾弾会、全戸配布の市報で〝糾弾〟を受け、裁判闘争で勝利したことも報告しました。


 「たまり場は」との質問に、「娘がいじめで不登校になったときに、猫と過ごして元気になった家の離れです」と答えました。