【4月5日付】鳥取県議会市谷質問 病気で休みやすく休業補償を

 日本共産党の市谷知子鳥取県議は16日、県議会で平井伸治知事に対し、新型コロナウイルス対策などで一般質問しました。


 市谷氏は、新型コロナウイルス拡大防止のため、病気で休みやすくする対策として、▽休校によるフリーランスの休業補償を県独自に日額8330円にする▽非正規や個人事業主への県の独自助成▽国保の傷病手当の支給▽県による失業者の臨時雇用▽経営悪化の企業への直接助成ーなどを求めました。


 平井知事は、休校によるフリーランスの休業について「国の助成対象外の個人事業主に日額4100円を助成する」と述べ、「不況対策として一時金支給を国に求めている。休職対策は国の責任で」と答弁。県担当者は、国保と後期高齢者医療の傷病手当は特別調整交付金が使えるので「市町村に」とし、「保険証の留め置きがないよう市町村に促す」と述べました。


 そのほかに県側は、▽県税の猶予について「災害での損失に類するので相談に応じる」▽障害者・高齢者在宅支援は、本人やスタッフが感染した場合は「ケアマネを通じて県が利用調整する」▽休校中の特別支援学校の給食は「希望者に提供」▽LGBTのパートナーシップ宣言は「声を聞いて制度を考える」ーなどと答えました。