境港市の日本共産党の安田共子、長尾達也両市議は9日、「ゲゲゲの鬼太郎」に登場する妖怪のブロンズ像で有名な水木しげるロードを訪れ、商店と懇談しました。
水木しげるロードを市役所の職員時代から発案、企画、実施した株式会社千年王国の黒目友則専務は、4店舗と駐車場を経営しているが、売り上げが3月は8割減、4月は9割減だろうと話しました。「人件費、家賃など経費を合わせれば年に三千数百万円かかる。
無利子融資を借りたいが返さなければならない。給付金200万円では1ケ月もたない。
月に250~300万円が必要だ」と述べ、従業員のいるところは、人件費がでないので臨時休業し、家賃のいらない家族経営のところが店を開けていると指摘しました。
そのうえで「国の対策費は、現場に目が届く自治体に一括交付金という形で、自由に使えるお金を交付してほしい。市は10年返済くらいの市債を発行して広く公募し、手当してほしい。市は一軒ずつ店を回って実情を聞き取りしてほしい」と要望しました。
鬼太郎タクシーの社長は、8台を10人の運転手で運営しているが、売り上げが2割に減ったと訴えました。