日本共産党の市谷知子鳥取県議は4月24日、4月臨時県議会で新型コロナ緊急対策予算について質疑しました。
市谷氏は、▽県の無利子融資(売り上げ15%減が対象)の個人事業主の要件緩和▽休校で補償(1日4100円)の対象となる事業主に白色申告も加えることーを求め、無利子融資への借り換えを求めてきた市町村小口融資の無利子化の理由をただしました。
県は、個人事業主について▽売り上げ5%以上減を無利子融資の対象とする▽休業補償は白色申告も対象とする▽小口融資は借り換えできないため、既存の借り入れを無利子化するーと答えました。
市谷氏は、▽企業内感染防止対策で、タクシー会社が行う消毒液やマスクの購入、アクリル板設置などの費用も対象とする▽緊急応援補助金(新商品開発に取り組む企業に上限50万円)の柔軟な運用や、損失補填、固定費への充当ーを求め、雇用調整助成金(1日8330円)支給の企業の教育訓練への支援をただしました。
県は、▽緊急応援補助金は固定費に2分の1まで充当可能▽雇調金で教育訓練を実施した場合、国から2400円が加算され、県が上限100万円、費用の3分の2を補助するーと答えました。