【6月14日付】鳥取市で金曜行動 再処理工場は中止を

 脱原発金曜日行動が5日、鳥取、米子両氏で取り組まれました。


 鳥取市では、青森県六ケ所村の再処理工場が新規制基準に適合しているとする審査書案に抗議し、稼働させないよう訴えました。


 再処理工場は、使用済み核燃料を硝酸で溶かし、プルトニウム(処理量の1%)とウランを回収します。


 参加者は、問題点について▽日本は46㌧のプルトニウムを保有し、核兵器への転用を国際社会が懸念している。1年間の稼働で最大8㌧が生じる▽放射性廃液が223立方㍍保管されている。ガラス個化体に近づくと20秒で致死線量に達する。全電源喪失のまま51時間で沸騰爆発し、日本は壊滅する▽工場が稼働すれば、1日で原発1年分の放射性物質が放出される▽稼働までに11兆円、廃止までのバックエンドを含めると19兆円の費用がかかる。この費用は電気料金として国民が負担するーと訴えました。