【7月19日付】鳥取県で原水爆禁止国民平和大行進始まる 鳥取市長や岩美町長ヒバクシャ国際署名推進

2020年原水爆禁止国民平和大行進(富山ー広島コース)は10日、鳥取県入りし、岩美町を出発しました。9日に兵庫県側から引き継いだ行進を、20日に島根県に引継ぎます。


 今年は新型コロナウイルス感染防止のため行進は中止し、市町村役場を訪問し、ペナントの寄贈、原爆パネル展の開催、「ヒバクシャ国際署名」の推進への協力を呼びかけることにしています。


 行進団は、岩美町役場で西垣英彦町長と、鳥取市役所で深沢義彦市長と懇談しました。


 市役所では、県原水協の山上英明理事長、県原爆被害者協議会の石川行弘事務局長があいさつ。それぞれ、核兵器禁止条約批准に向けた国際署名への協力を求めました。


 深沢市長は、非核平和展を本庁(29日~8月12日)と各総合支所(期間は各々)で開く予定で、来場者に署名を呼びかけたいと話しました。


 西垣町長は「唯一の被爆国である日本は核兵器禁止条約を批准し、世界に向けて訴えないといけない。原爆展は公民館で開きたい。署名は役場の中で進める。また、自治会長会の場で役場の取り組みを紹介し、各自治会でも取り組まれてみてはどうかと呼びかけたい」と話しました。