日本共産党境港市委員会とファンクラブ・境港は18日、大平よしのぶ衆院中国ブロック比例予定候補を招いて市内2カ所で集いを開き、合わせて約40人が参加しました。安田共子、長尾達也の両市議が出席しました。
大平氏は、岡山県倉敷市真備町の豪雨災害での避難者が、いまだに3058人に上り、岡山県内の死者89人(真備町51人)のうち災害関連死が28人だと紹介。「医療費助成が2年(市が1年)で切れた。有料になれば受診抑制で関連死が出る。岩手県は東日本大震災の被災者の医療費無料を10年続けている」と指摘し、被災者に寄り添うか、自己責任にするか政治の姿勢が問われると強調しました。
さらに、呉市では5割しか土砂災害の復旧工事が完了していないが、3分短縮のために広島空港から広島駅をつなぐ高速道路の建設に1471億円をかけると不要不急の事業優先を批判しました。
参加者から野党共闘について聞かれた大平氏は、「野党でまとまって補正予算の組み替え動議や14本の法案が出せたのは大きい」と述べ、岡山の市民連合の勉強会で国民民主党の津村啓介副代表が「共産党が綱領を改定し、中国の評価を変えたことで共闘の条件が広がった」と話したことを紹介しました。