新日本婦人の会鳥取支部は7月28日、子どもの新型コロナウイルス対策で鳥取市教育委員会に申し入れました。
松本絹子支部長は、▽コロナ禍のもと「密」を避ける30人以下学級の実現▽エアコンの「つけしぶり」の防止▽学校ですべき教科書の学習を家庭に代行させない▽広がる困窮世帯への就学援助の拡充▽給食の無償化と休校中の給食の提供▽行事や部活など成長の場の保障ーを求めました。
市の岸本吉弘次長は「現在小学1、2年は30人学級、中学1年は33人学級、それ以外は35人学級を県と折半して実施している。国には教員定数増で35人学級にするよう要望している。そうすれば30人学級に財源を振り向けることができる」と回答。さらに、▽エアコンは電気代が上がっても熱中症対策を優先する▽行事の中止や夏休み1週間短縮で時間を確保し教科書学習の家庭への肩代わりはしていない▽就学援助は随時受け付ける▽部活は「密」を避ける工夫をして実施しているーと答えました。
給食の担当者は「夏休みは給食センターの機械の整備で給食を作れないが、弁当では昼食抜きの子も出るので、パン、牛乳、デザート、具沢山のスープの特別給食にした」と述べました。