【8月9日付】新婦人が鳥取県教委に申し入れ 必要な学習を厳選して教えて

新日本婦人の会鳥取県本部は7月27日、子どもの新型コロナウイルス対策で県教育委員会に申し入れました。


 田村真弓事務局長は、▽30人以下学級の実現▽体育館や特別教室へのエアコン設置。「つけしぶり」の防止▽炎天下の通学での子どもの負担軽減▽教科書を全部やるのではなく、必要な学習を厳選する。オンライン授業の家庭への保障▽就学援助の拡充▽給食無償化ーなどを求めました。


 県の担当者は、県と市町村の負担で少人数学級を実施しているが、少人数学級実施のための教員定数増を国に要望していると述べました。


 エアコンについては「体育館への設置は財源が確保できればやる。換気しつつの冷房なので電気代がかかるが、子どもの健康第一で増額してもやる」と答えました。


 教科書の学習は「感染者が少ないため休校も短く、次の学年で重なるところは集約し、無理なく教科書を飛ばさずにできている」と述べました。オンライン授業については「ワイファイ・ルーターを無料で貸し出している。三朝町は公民館を活用している。国の補助金でネット接続は可能」と紹介しました。