鳥取県は10日から、新型コロナウイルス感染拡大で生活に影響が出ている、県ゆかりの学生に県産品で支援を始めました。
対象は、県内と県出身の学生で、県内外の大学や短大、高専、専門学校に通う学生です。自宅通いの学生も対象。先着5000人に3000円分の県産米やレトルト食品、菓子などを宅配します。
県がつくっている県内の就活情報を発信するアプリ「とりふる」に登録のうえ、申し込みます。応募の条件は、「#よきよき鳥取」をSNSに投稿することです。
平井伸治知事は9日の記者会見で「県内で頑張っていて、なかなかバイトが難しい、東京や大阪のほうに勉強に出ていったけれども、なかなか帰れない、こういう学生さんたちに仕送り便をしようと」いう趣旨だと説明。今後、つながった学生に県内で活躍するゲストを招いてオンライン交流会を開き、学生同士の交流や県内就職を促進する予定です。
そのほかに学生支援は、北栄町が町出身の町外で暮らす大学生、院生、専門学生らに1人10万円、自宅通学生に5万円を支給します。岩美町は、1人5万円を支給し、5万円を貸し付けます。