【10月4日付】給付金をもらって農業を続けよう

 8月20日農民連副会長長谷川氏を講師に持続化給付金の学習会があった。わかったことは、農業者のほぼ全てが対象であること。農民連としては給金の申請を1軒でも多くの農家に知らせ給付金を受給してもらい大いに仲間を増やそうとのことだった。


 なんかうさんくさい話だなと思いながら隣人に話をした。隣人曰く「そんなおいしい話自分だけというわけにいかない。集落で説明会をしては」との反応だった。それを受けて、集落で10名ほどで学習会をした。そこで出た疑問は、「コロナの影響もないのにもらっていいのか」「まだ今年の収穫のないのに減収50%以上とは」であった。これに対しては、新聞『農民』に掲載された前農水大臣の国会答弁の記事(ほぼ全ての農家が対象である)がおおいに役立だった。また、全国では、多くの農家が受給していること、会見地区でも既に受給している農家があることを紹介した。その結果、「みんなで申請し、もらえるものはもらい農業を続けよう」との結論になった。また、農民連の会員にとのお願いをしたところ半数ぐらいが承諾してくれた。


 これ以外に同級生・元職場の同僚・親戚など農業者十数人に話し、ほとんど全ての人が「初めて知った。よく知らせてくれた」「これで農機具が買える」などの声があがり、農民連加入の約束ももらった。現在、他の農民連の会員とともに、町内の多くの農家に広げたいとの思いから集落の中心的人物に申請を勧め、点から面への広がりを目指している。今日は、「60万円が振り込まれていた。焼酎はいらんか」と電話があり、泣く泣く「農民連の会員になってもらうだけで十分」と焼酎は断った。


 というわけで今、「県のコロナ対策の10万円も持続化給付金をもらうと漏れなくもらえます」とお知らせして回っています。


 申請期限は、2021年1月15日です。「知らせてもらったら申請したのに、何でわしには教えてくれなったのか」との悪夢に悩まされています。


 期限は迫っています。1人でも多くの農家に知らせ農業と地域を守りましよう。