NPT(核不拡散条約)再検討会議・代表派遣と「核兵器のない世界を」署名鳥取県東部推進委員会が3月24日、鳥取市高齢者福祉センターで開かれました。
県原水協の大田忠誠事務局長が現状の取り組みを報告しました。
鳥取県からは、NPT再検討会議に県原水協理事長で被爆者の伊谷周一(80)、日本共産党の元南部町議の真壁容子(56)、鳥取生協病院副院長で医師の斉藤基(58)の3氏が参加します。
「核兵器のない世界を」国際署名は、20日現在で2万5156人分が集約され、5万人目標の過半数を達成しました。
署名への賛同表明をした自治体首長は、19市町村中16市町村(鳥取、米子、倉吉、境港の4市長を含む)になり、全自治体の首長をめざして働きかけています。
そのほかに賛同者には、坂根国之(JA鳥取中央会会長)、井上耐子(県連合婦人会会長)、中島諒人(鳥の劇場主宰)の各氏らが名を連ねています。
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鳥取市で3月14日、鳥取市民健康づくり地区推進員連絡協議会主催のタバコ健康フォーラムが開かれ、安陪内科医院の安陪隆明院長が「タバコの煙の正体」と題して講演しました。
安倍氏は、たばこのニコチンは神経伝達物質のアセチルコリンに分子構造が類似し、アセチルコリン受容体に作用し、多量のドーパミンを放出するため、「良いこと」がなくても気持ちがよくなると解説しました。
ニコチン依存症になると、快楽に関与するドーパミンの受容体が減り、睡眠後、食事後、仕事がひと段落した後、酒席などで、非喫煙者が得られる満足感が得ら
れず、たばこによって満足感を補う状態になると指摘。ニコチンパッチなどで、症状を抑えつつ脳の機能を回復させると、満足感が得られるようになると助言し ました。
たばこは、発がん物質のタールや一酸化炭素など多量の有害な化学物質を含み、喫煙できない(誘発しない)環境の整備や禁煙に取り組む喫煙者を励ますことが重要だと述べました。
また、①日本でたばこが原因でなくなる人は年間10万人②副流煙は主流煙の2~3倍の有害物質を含む③たばこを吸うと約2時間有害物質を出し続ける④夫が たばこを吸う妻の肺がん率は2倍⑤たばこを吸う時間は1日1時間⑥禁煙してもたばこ1本で脳が依存症の状態に戻る―ことが紹介されました。
鳥取市障害者福祉センター「さわやか会館」は、3月31日をもって障害者デイサービスの14講座を打ち切るとしていた問題で、3月30、31の両日、利用者への説明会を開きました。
障害者らは、「これらの講座は、…障害者の〝ひきこもり〟を防ぎ、生きがいを実感できる重要な役割を果たしている」と、講座の継続を求めました。
盛田洋一郎所長は、「現行の講座は、法令に基づく実施要項にそぐわない部分があり、希望者の自主運営にすることをお願いした。しかし、継続を希望される方が多く、事業の一部に組み入れることで、現行の講座を継続することにした」と報告しました。
さらに、①午前中に入浴などの介護をおこない、利用者負担130円の昼食後、講座が午後1時から3時30分となる②料理2講座と室内のグランドゴルフ(器 物破損などで)は中止となるが、11講座は継続する③午後からの講座だけの利用はできなくなる④住民税非課税世帯の利用料が無料になり、現在の利用者99 人の内、半数以上が無料になる―と説明しました。
鳥取市議会は2月定例会最終日の3月24日、「核兵器の廃絶と恒久平和を求める」意見書を全会一致で可決しました。
「2010年に開かれる核拡散防止条約(NPT)再検討会議に向けて、実効ある核兵器廃絶の合意がなされるべく、核軍縮・不拡散外交に強力に取り組まれる こと」として、非核三原則堅持、2020年までの核兵器廃絶、NPT尊守・加盟促進に全力で取り組むことを求めています。
同意見書は、平和市長会議から申し入れがあったものです。
消費税導入22周年の1日、消費税をなくす鳥取県の会と消費税廃止県各界連絡会は、JR鳥取駅北口で消費税増税反対の宣伝・署名行動をしました。
なくす会の小橋太一氏は、消費税は①大企業・大金持ちの負担を軽くする一方、庶民に増税を押し付ける不公平な税制②深刻な消費不況を招いている③中小業者 が転嫁できない④大企業は消費税がかからないように派遣会社に外注している―として、消費税増税反対、食料品非課税などの減税を訴えました。
「消費税は買い物にかかる平等な税金」と言っていた女性も、「大企業は消費税を一銭も払わない。大金持ちは所得に対する消費の割合が少ない。所得の多くを 株に投資してもうけている。庶民は所得の大半を消費に使っているので、庶民に重たい税金です」と言うと、わかったと署名しました。
日本共産党鳥取県東・中部地区委員会は3日、仁比そうへい参院比例候補を迎えて鳥取市で躍進のつどいを開きました。120人が参加しました。
仁比氏は、貧困な福祉・介護制度が命を奪っている現状を告発し、人間らしく生きられる社会の実現を訴えました。
民意より米軍基地優先の鳩山政権を糾弾し、日本共産党への支援を呼びかけました。
岩永なおゆき参院選挙区候補は、自由貿易の民主党農政では県農業がだめになるとの農協幹部の声を紹介し、日本共産党の躍進で農業の再生をと訴えました。
砂場隆浩鳥取市長選候補は、竹内市政の福祉切り捨て、民営化路線を批判し、地元企業応援で雇用を確保したいと決意を表明しました。
仁比氏の話を聞いた太田満智子さん(63)は、「涙ながらに聞きました。沖縄の子どもに米軍機墜落の避難訓練をさせるような政治は変えないと」と話しました。
平和とくらしを守る境港の会は3日、普天間、岩国、米子空港の米軍基地再編を巡る問題で集会を開きました。約110人が参加しました。
日本共産党の仁比そうへい参院議員・比例候補が普天間基地問題、久米慶典山口県議が岩国基地の実態、美保平和委員会の明石孝男会長が米子空港(美保基地)の米軍提供について、それぞれ報告しました。
仁比氏は、沖縄が本土復帰後に米軍犯罪が5500件を超え、その1割が凶悪犯罪だと指摘。鳩山政権のすすめる新基地案(辺野古陸上部にヘリパット、ホワイトビーチ沖に3本の滑走路を持つ人工島、徳之島に一部基地機能移転、普天間基地の存続)は最悪の案だと糾弾しました。
そのうえで、普天間基地の即時無条件撤去を本腰で交渉せよと主張する日本共産党の躍進を訴えました。
久米氏は、厚木基地の空母艦載機を岩国基地に移駐する目的を米海軍と米海兵隊の統合だと指摘。離発着訓練は、訓練のための練習も必要で、米子空港でやらないという保障はないと強調しました。
明石氏は、1958年に米軍から美保基地を返還させたたたかいを報告し、再び米軍使用を許してはならないと訴えました。
鳥取県の平井伸治知事は2日、公立高校の授業料無償化にあわせ、私立中学校生徒への県独自の就学支援金制度を創設する考えを明らかにしました。
平井知事は、私立中学校が国制度の対象外となり、義務教育にもかかわらず、高校よりも負担が重くなるためだと制度創設の理由をのべました。
金額は、私立高校に対する就学支援金と同額を私立中学に支給します。年収250万円未満の世帯については、生徒一人当たり授業料全額(上限年23万 7600円)、年収250万円~350万円の世帯で年17万8200円、年収350万円以上の世帯で年11万8800円を支給します6月議会に提案し、 可決されれば、さかのぼって4月分から支給します。
対象となるのは、県内にある私立の中高一貫校2校で、生徒数は約220人。予算は概算で約3000万円です。
日本共産党の錦織陽子県議は2月議会で、国の就学支援金の交付にともない、県の出していた私立学校生徒授業料減免補助金が約1億円あまり減額になることから、負担軽減に使うよう求めていました。「質問の趣旨にそって拡大されたことはいいことです」と話しています。
鳥取県北栄町議会が、3月定例会で「消費税によらない最低保障年金の創設を早急に実現するよう求める意見書」を全会一致で可決し、提出したことがわかりました。
意見書は、年金者組合県中部支部が陳情したもので、「無年金や低年金により、まともな生活ができない人が多数存在している。…国民の老後の生活を保障する
年金制度にするためには、保険料無しの最低保障年金を1階部分とし、保険料の納付に応じて受けとる年金を2階部分とする制度を創設することが必要」とし て、消費税によらない制度を早急に実現するよう強く求めています。日本共産党の長谷川昭二町議は「私の属していない委員会で可決し、本会議でも異論なく決まりました。消費税に財源を求めないという点が画期的です」と話しています。
民青同盟鳥取県委員会は3月26日、ハローワーク鳥取前でアンケートに取り組みました。
40代から60代の22人がアンケートに応じ、失業者の深刻な実態が明らかになりました。
失業前の仕事は、正規雇用41%、パート27%、派遣など27%(派遣切りで失業)です。現在の生活費は①雇用保険の失業給付36%、家族の収入31%、貯金の取り崩し22%、生活保護費18%です。
60、61歳が多く、年齢不問の求人先に行っても、実際は20代、30代の募集で空振りばかりで、「できれば正規で働きたい」「バイトでも今すぐに収入が
欲しい」という声が多く聞かれました。また、国保料(税)・介護保険料の請求額が高く、失業の身に負担が重いことも明らかになりました。
高卒で内定が決まっていたが、取り消されたという深刻な例もありました。
鳥取県は1日、全市町村を対象として、任意の「地方税滞納整理機構」を設立しました。「職員の能力向上」や「事務の効率化」「市町村との連携強化」をうたっていますが、実態はどうか、民商県連の川本善孝事務局長に聞きました。(以下、川本談)
全国ですでに発足している例をみると、「整理機構」は強権的な徴収を行い、トラブルが相次いでいます。
国税徴収法の「納税者の個々の実情に即した対応」以外に「対応」の方針を持つことは、差し押さえの定式化に他ならず、人権無視の強権的取り立てが強化されるおそれがあります。
県の門前総務部長は、「各市町村から常に30件の案件を機構に移管する」「個人住民税を含む県と市町村に共通した案件を扱う」と答弁しており、国保税が含まれます。地方税全税目を対象にするのは京都府に次いで二番目です。
回収した税金の内、市町村の個人住民税や県の自動車税などが優先充当されるため、国保税が充当されず、国保が資格証のまま据え置かれることが予想されます。
大切なのは生活再建の相談です。県と交渉し、強権的な税徴収を行わないよう求めていきます。
原水爆禁止鳥取市協議会は6日、核兵器廃絶を求めて6・9行動をしました。
小橋太一事務局長は、5月にニューヨークで開かれる核不拡散条約再検討会議に県原水協の伊谷周一理事長ら3人が参加することを紹介。東部5市町の首長や文化人などが名を連ねた「核兵器のない世界を」国際署名を呼びかけました。
署名に応じた2人組の女子高生(15)は「広島の原爆資料館に行ったとき、服がボロボロになっていて、絶対に戦争はしてほしくないと思いまいた」と話しました。
行動には8人が参加し、普天間基地の無条件返還を求める署名と合わせて33人分の署名が集まりました。
鳥取県の憲法改悪反対西部共同センターと西部革新懇は9日、JR米子駅前で、「核兵器のない世界を」国際署名と憲法9条守れの二つの街頭署名に取り組みました。
西部革新懇の佐々木康子事務局長は「核廃絶署名は全国で500万人、西部で1万人を超えました。5月、ニューヨークの核不拡散条約再検討会議には日本から1500人、この西部から真壁容子さんが参加し、署名を国連に届けます」と訴えました。
共同センターの大谷輝子事務局長は「憲法9条があるもとでも自衛隊がイラクやアフガニスタンに海外派兵されています。9条がなくなれば、アメリカの要請で公然と派兵されます。9条を守り、生かすためにご協力を」と呼びかけました。
女子高生たちが「中学、高校で憲法9条のことは教わりました。戦争しないためにずっと守っていかなければ」と次々と署名しました。
行動には9人が参加し、合わせて64人分の署名が寄せられました。
日本共産党の岩永なおゆき県書記長は9日、政府が「事業仕分け」で独立行政法人雇用・能力開発機構を廃止する方針を示した問題で、米子市の米子職業能力開発促進センター(ポリテクセンター米子)を訪れ、酒井倫生所長と懇談しました。錦織陽子県議が同行しました。
岩永氏は、政府が全国に83カ所ある地域職業訓練センターを廃止し、61カ所あるポリテクセンターを都道府県に移管するとしている点で、「失業対策が国の最重要課題となっているときに、国が職業訓練から手を引くのはまったくの無責任です。地域間格差が生まれ、職業訓練の水準が後退する可能性があり、廃止するべきではない」と強調しました。
酒井所長は「全国面でこの問題を扱っているのは『赤旗』だけですね」とのべ、県の財政だけでは、全国一律の水準で職業訓練を提供することが困難になり、事業が縮小するおそれがあると危惧しました。
さらに、鳥取県は地域職業訓練センターがなく、ポリテクセンターが2カ所あるめずらしい県で、再就職のための職業訓練のほかに、中小企業の従業員が施設を活用し、技術力を高める面でも重要な役割を果たしていると指摘しました。
日本共産党鳥取県委員会は9日、八頭中央森林組合(山根英明組合長、前田幸己専務)、東部森林組合(池原勇紀専務)と懇談しました。市谷知子県議が出向き、八頭中央森林組合には谷口美佐子八頭町議が同行しました。
山 根組合長は、①国の作業道整備・間伐などの補助事業や雇用創出支援の5年以上の継続②来年度で切れる国の「切り捨て間伐」補助の継続③本年度で終わる県の 間伐材搬出補助金(1立方㍍当たり3800円)の継続④バイオマス(バイオエタノールや発電など)として国の事業で木の活用推進⑤家賃補助などで空き家の
活用―を要望しました。
「一人前になるまでに5年はかかるが、事業が終わったら雇用継続の見通しが立たない。県の搬出補助金なしでは採算割れになる。作業道の届かない山奥は搬出困難だが、間伐しないと木が育たないため、『切り捨て間伐』も必要。共産党も協力してほしい」と話しました
市谷県議は、共産党が県の搬出補助金(日南町の風倒木被害で)や、就農支援金の延長(1年から3年に)を提案したことを紹介し、林業分野でもがんばりたいと応えました。
前田専務は、「コンクリートやプラスチックは腐らず処理費がかかるが、木は自然に処理できるし、燃料にできる。処理費まで含めたトータルコストでは木の方 が安い」と述べ、大量生産・消費・廃棄社会から①物を大事に修理しながら使う②木を植林・搬出し木造家屋や燃料などに使用する循環をつくる③地元産材を使
用し、新築・修繕時に古い木材をリサイクルする④街づくりに木を活用する―社会への転換を訴えました。
池原専務は「全国大会では、志位委員長のあいさつが一番拍手が多かった。経済政策も共産党が一番まともだ」とのべました。
姫鳥線が開通し、智頭急行で大阪まで2時間半で行け、何かあったとき関西の実家にすぐ帰れると説明すると、今年は就業希望者が多く、県内65人、県外37人の希望者があり、県内の8人を採用したことを紹介しました。
「国の森林整備緊急事業(1㌶当たり25万円)は、人を雇って仕事をしても、人件費や燃料費など実費のみの支給で、事務費や設備費など事業体の経費が出ない。人を雇うほど持ち出しになるため使いづらい。管理費も対象にしてほしい」と要望しました。
日本共産党の市谷知子県議は10日、鳥取市気高町で有機農業を営む梅実一夫さん(気高オーガニック倶楽部代表)ら4人と懇談しました。
同倶楽部は、コメを中心に6人で有機農業に取り組んでいます。コメの耕作面積は梅実さんが7・4㌶、倶楽部全体で㌶です。1人は研修生、1人は県の支援を受け、ラッキョウや漬物用野菜の有機栽培に取り組みます。3人は兼業です。
市谷氏は、民主党の個別所得補償が、10㌃当たり1万5千円と安く、転作作物の助成金引き下げ(鳥取市で大豆10㌃当たり約5万5千円が3万5千円に)で、農家所得の向上につながっていないと指摘しました。
梅実さんは「有機米は病気療養中の人に喜ばれています。有機は生産者にも消費者にも理念が必要で、行政には販路の拡大に力を入れてほしい」と要望しました。
鳥取市長選は11日、投開票され、日本共産党の参加する市民本位の鳥取市政を築く会が支持する砂場隆浩氏(46)=民主、社民推薦、新=は健闘しましたが及びませんでした。
砂場氏は、①学校給食の自校方式・無料化②企業誘致型から地元企業支援に③大型可燃物処理場の建設計画白紙化④病児・病後児保育の充実―などの政策を訴えました。
投票結果は、竹内功氏(58)=現=47322票、砂場氏26953票、投票率48・34%でした。
日本共産党鳥取県委員会は12日、県東部農業共済組合と懇談しました。岩永なおゆき書記長(参院選挙区候補)、党県農民運動委員会の今本潔氏が出向き、西川博昭組合長が応対しました。
西 川組合長は、鳩山政権の「事業仕分け」で、農業共済掛け金の国庫負担2分の1を3分の1に引き下げ、事務費の国庫負担を一気に37億円削減する案が出さ れ、掛け金国庫負担は据え置きになったものの、事務費削減が決まったことを報告。37億円削減で組合は2000万円の減収になり、来年もやられたら共済が 破たんすると、赤松広隆農水相に直接訴えたことを紹介しました。
岩永氏は、農協幹部が日米FTA(自由貿易協定)が締結されると農業が成り立たなくなる、戸別補償だけでは後継者が育たず、総合対策なしでは農村が崩壊すると言ったことを紹介し、共産党の政策を語りました。
西川組合長は「農業予算は増額されず、別のところで農家にしわ寄せが来る。農村をどう残すか総合的に考える必要がある。安ければよいわけではなく、消費者の協力もいる」と応じました。
岩永氏は、29日に岡山市で開催される日本の農業再生を考えるシンポジウムへの参加を呼びかけました。
江府町木谷の大山南麓のブナ林に4月10日、入りました。
快晴のもと、50㌢ほどの積雪の中をスノーシューで進むこと40分、大山山系最大のミズナラにたどり着きました。その大きさに圧倒されます。
このミズナラは8年前に巨木調査で確認したもので、幹回りは6・2㍍あります。樹齢は400年ぐらいと思われますが、枝折れが目立ちます。
大山山系では、ここ数年の間に幹回り6㍍を超えるミズナラの巨木が次々と倒れ、今では6㍍を超えるものは、わずか2本だけとなってしまいました。貴重な巨木です。(江府町 N)
鳥取県の子どもの人権広場(安田寿朗代表)は4月18日、米子市で総会と記念講演会を開き、100人が参加しました。
鳥取大学医学部の大野耕策教授が「こどものストレスは脳の発達にどう影響するか?」と題して講演しました。
大野教授は、自殺者数、不登校数、児童虐待の件数、生活保護受給世帯数が連動しており、それぞれ低いレベルだったのが1991年を境に徐々に増え、98年を境に一気に急カーブを描き高いレベルになった、その背景に社会的貧困があるとのべました。
アスペルガー、ADHD(注意欠陥・多動性障害)などの発達障害について説明し、アスペルガーは対人的・情緒的相互性の欠如や想像力の欠如を特徴とする
が、社会的・職業的に問題がなければ障害ではないとして、医師や教師が向いていて「当事者は疑問形で話を」と助言しました。
被虐待児について、前頭葉の一部に発達の遅れがあり、ADHDと同様の障害が現れると指摘し、教育的・医学的支援で円滑な社会生活が可能となると話しました。
安田代表は、公的保育の後退を許さない立場から、米子市の保育所民営化に反対の取り組みを報告しました。
日本共産党の岩永なおゆき参院鳥取選挙区候補と党県農民運動委員会の今本潔氏は4月15日、鳥取市農業委員を訪問し懇談しました。
同市国府町では、同農業委員会農地部会の会長と懇談しました。
岩永氏は、農地法「改正」で企業が借地できるようになったことや、戸別所得補償について聞きました。
会長は、農地法「改正」で農協も農地の利用集積の窓口になり、耕作できなくなって受託された農地を生産法人や担い手農家に委託する業務を始めたこと、戸別所得補償で取り組みが中断していることなどを話しました。
また、農家が核家族化して後継者となる家族が農業に携わる機会がなくなり、農業ができなくなっていることなども指摘しました。
今本氏は、コメ60㌔当たり1800円程度の戸別所得補償では耕作放棄地が広がる流れを止めることはできないと話しました。
岩永氏は、29日に岡山市で開催される日本の農業再生を考えるシンポジウムへの参加を呼びかけました。
鳥取県の平井伸治知事は4月23日の定例会見で、子どもの医療費助成制度を現在の就学前までから来年度からは中学卒業までに拡大する検討を始めることを表明しました。
県の医療費助成制度には一部自己負担があり、入院の上限が1日1200円、1カ月1万8000円、通院の上限が1日530円、1カ月2120円です。残額を県と市町村が2分の1ずつ補助します。
小中学生も対象としているのは東京都と群馬県だけです。
県内では鳥取、米子、境港市が就学前まで、倉吉市が小学卒業まで、その他の町村が通院は中学卒業まで(入院は南部町が就学前までで、その他は中学卒業まで)独自助成しています。
中学1年生の次男を持つ伊藤幾子鳥取市議は「共産党市議として新日本婦人の会の人たちといっしょに運動してきました。2月定例会では竹内功市長に、県が中 学卒業まで助成するなら市も検討するとの答弁を引き出すことができ、運動の成果が実ってきたと喜んでいます」と話しています。
日本共産党鳥取県委員会の岩永なおゆき書記長と市谷知子、錦織陽子の両県議は4月20日、県中小企業団体中央会を訪れ有田勝徳専務と懇談しました。
岩永氏は経済提言を手渡し、国会質問で志位委員長が中小企業のリース代、家賃補助を提案し、政府がリース代金の支払い猶予をリース会社に要請したことを紹介しました。
市谷県議は、県産食材を使って開発した商品を県外の企業に発注して生産している現状について、県内の企業が自前で生産できるように支援する必要があるとのべました。
有 田専務は、中小企業にかかわる人口は8千万人と国民の多くを占め、大企業も中小企業の技術力なしで成り立たないと指摘。中小企業をいじめて伸びるような大 企業は社会的に認められなくなると思うとのべ、「自民も民主も役に立たない。ちゃんとしているのはあなたのところだけだ」と話しました。
県の経済政策について「県の誘致企業を優遇するお金を地元企業にまわしてほしい。地元企業の技術開発に対する支援が少ない。電気自動車などは、地元企業にやらせるべきだ」と主張しました。
鳥取砂丘で4月29日、砂の美術館「アフリカ篇」が始まりました。来年1月10日まで。
「ア フリカ」をテーマに11人の砂像作家が10点の作品を展示しています。ナイルワニの棲む「ザンベジ川の探索」、密猟を告発する「ゴリラの森」、キリマン
ジャロがそびえる「アフリカの風景」、アフリカゾウやライオン、カバ、シマウマなどを彫刻した「アフリカの野生動物」、「ネルソン・マンデラ」など壮観で す。
名古屋市から鳥取市に里帰りをして妻、7歳と9歳の娘、母、兄の6人できた平岡利明さん(29)は「子どもたちが喜んでいます。リアルさに驚きました」と話していました。
鳥取市出身の画家、こんどう冬爾(本名近藤侑司)さん(71)=東京都練馬区=の「原爆の詩」展が鳥取市のとりぎん文化会館で4月28日から2日まで開催されました。
こんどうさんは29日、40人の観覧者を前に、原爆や被爆者をテーマに絵を描くに至ったきっかけや、40点の絵一つひとつに込めた思いを語りました。
「20世紀の〝原爆〟は悲惨さをリアルに現わしたが、21世紀の〝原爆〟は事実を踏まえつつ昇華したもの。絵を見た一人ひとりが、核兵器をなくすために自分に何ができるか考えるきっかけにしてほしい」
日本共産党鳥取県議団(市谷知子、錦織陽子の両県議)は4月27日、平井伸治知事に対して予算要望しました。 |
日本共産党鳥取県委員会は4月28日、島根原発点検漏れ問題で中国電力に申し入れました。岩永なおゆき書記長、錦織陽子県議、石橋佳枝米子市議、定岡敏行、松尾好行の両境港市議が中国電力米子営業所を訪れました。中国電力側は福島透鳥取支社副支社長らが応対しました。
岩永氏は、①1、2号機合わせて123件の点検漏れはなぜ起きたのか②1、2号機が停止するなかで電力需要はまかなえているのか③老朽化した1号機は廃止しないのか④利用者負担が生じないか―を質問しました。
点検漏れについて中電側は、これまでの不祥事(データ改ざん、作動試験の偽装など)の受け止め方に不十分なところがあったなかで起こった。全社をあげて総点検しているところと回答。電力需要は中国電力だけでまかなえているとしています。
老朽化した1号機については、30年経過後は10年ごとに保守管理計画を作成して稼働が可能とのべ、利用者負担は生じないと答えました。
参加者は、「不祥事が繰り返されるたび、頭を下げたが信用できない。住民が十分納得するまで運転再開はするべきだはない」と懸念を表明。原因分析、再発防止対策を徹底し、プルサーマル計画を中止するよう求めました。
30日に中電が国、島根県、松江市に提出した中間報告書では、点検漏れが506カ所、記載ミスのある機器が1159カ所あったことが判明し、中電の保安管理体制のずさんさが露呈しました。
1号機が、緊急炉心冷却系統の電動モーターが未交換のまま「点検済み」になっていた点検漏れの発覚後、半年の問稼働していたことは、安全無視の中電の姿勢の現れでした。
電気事業法に基づく定期事業者検査の対象の内164カ所の点検漏れがあり、国の責任は重大です。
日本共産党の市谷知子鳥取県議と中尾理明若桜町議は1日、鳥取市内の医療生協組合員を訪問・対話し、「しんぶん赤旗」日刊紙1人、日曜版5人の購読を増やしました。
市谷県議は、訪問先で「民主党の政権に代わりましたが」と感想を聞きました。
高齢の男性は「こんなに早くダメになるとは思わなかった。岩永さん(日本共産党の参院選挙区候補)は、有名だから自民党の候補者に勝てるかもしれない。民主党の候補も危ない」と話しました。
畑仕事から帰ったばかりの女性は、沖縄県の普天間基地について「なんで日本に米軍基地を置かせにゃならんだ。米軍に出ていってもらわんといけん。沖縄の人は困っとる」と話しました。
消費税について「5%でも大変だに、値上げはいけん」と答え、政治と金の問題では「小沢さん(民主党幹事長)は責任をとらんといけん」と言いました。
ある夫妻は「自民も民主もいっしょ。新党もちょこちょこ。選挙も興味がなくなってきた。わしら無党派ですけえ」と話しました。
市谷県議は、沖縄9万人集会に党首の出席した政党は共産党だけであり、大企業中心・アメリカ追従の民主党では新しい政治を担えないことを示し、党への支持を訴えました。
預金化された児童手当の差し押さえ処分の取り消しと児童手当返還を求めて、県を相手に訴訟を起こした鳥取市の男性(37)の第3回口頭弁論が4月23日、 鳥取地裁(朝日貴浩裁判長)で開かれ、原告代理人の高橋敬幸弁護士と被告代理人の駒井重忠弁護士との間で書面が確認されました。
2008年6月11日、男性の銀行口座に振り込まれた児童手当13万円を含む13万73円はその直後、県税の滞納を理由に県によって差し押さえられました。
高橋弁護士は口頭弁論後、書面の内容について関係者に説明しました。
高橋弁護士は、被告側の主張は主に①差し押さえられた預金は換価され、すでに滞納県税に充当されているため、滞納差し押さえ処分取り消しの訴えの利益がな
い②差し押さえた預金口座は、児童手当専用ではなく、一般財産に混入しており識別できない③徴収担当者は、児童手当の入金を知らず、狙い撃ちしたものでは ない―の3点だと指摘。「徴収担当者は児童手当の入金を容易に知りえた。2カ月半の間、児童手当が振り込まれるまで口座には73円しかなく識別は可能。当 時、原告の生活は困窮しており、行政には生存権を守る義務があった」と反論しました。
第81回メーデー鳥取県集会は1日、JR鳥取駅前「風紋広場」で開かれ、28団体550人が参加しました。米子市では30団体150人が参加しました。
日本共産党の岩永なおゆき書記長、松本光寿弁護士が連帯あいさつをしました。
岩永氏は、民主党の公約違反は許せないとして、後期高齢者医療制度の廃止先送り、「使い捨て労働」の温存、沖縄の普天間基地県内たらい回し、疑惑解明に背
を向ける金権腐敗体質を批判。民主党政権の混迷の大本に「大企業中心」「アメリカ言いなり」の古い政治があると指摘しました。
2007 年までの10年間で他の先進国が経済成長する一方、日本が経済成長できなかった理由を、「大企業が内部留保をため込んで国内に投資せず、労働者の給与を引
き下げ、首を切り、下請け単価を引き下げ、国が社会保障を切り捨て、国民の購買力を奪ってきたからだ」と強調し、大企業の内部留保の社会的還元を訴えまし た。
「日本共産党の躍進は、国民が主人公の政治を前進させる力になります」と呼びかけました。
診療内科の田治米佳世医師は、一方に長時間過密労働、他方に失業と就職難があり、精神疾患、薬物依存症、DVは増えつづけ、医師も看護師も限界にきていると訴えました。
映画「アバター」の主人公に扮した鳥取医療生協労組の男性(22)は「お年寄りが、医療にかかれ安心して暮らせる星(くに)をめざします」と語りました。
乳がん患者・体験者でつくる「あけぼの会」は母の日の9日、全国いっせい「母の日キャンペーン」を38県、56カ所で取り組みました。
鳥取県では鳥取市のジャスコ北店で24人が参加し、来店者に「2年に1回の定期検診と、月に1度の自己触診」を推進するためのティッシュと自己触診グローブ600セットを配布しました。
県保健事業団のマンモグラフィ検診車が駆けつけて車内見学会が開かれ、その場で検診ができないかと尋ねる参加者もいました。
あけぼの会鳥取支部の顧問医師である鈴木喜雅医師(米子医療センター胸部外科乳腺担当)は「40歳以上の女性は、2年に1回の定期検診を受けてください。 がんに至らないまでも経過観察が必要との所見が出ると、医療機関で1年とか半年に1回受診をしていただくことになります。保険が適用されます」と、早期発 見早期治療を呼びかけました。
鳥取市9条の会(上田務代表)は3日、鳥取市のとりぎん文化会館前で「平和のはと風船」を飛ばしました。
長本喜夫副代表が「9条の会は全国で7500を超えました。平和の願いを未来に、そしてたくさんの地域に広げましょう」とあいさつしました。
会館ロビーでは、アウシュビッツのガス室で13歳の生涯を終えたチェコ出身のユダヤ人少女ハンナのことを伝えるホロコースト・パネル展「ハンナのかばん」、原爆パネル展が開かれました。
ロビーに設置されたステージでは、平和の歌、「お国言葉で9条を」コンテスト、沖縄戦を描いた紙芝居「白旗をかかげて」、「つなごう平和のメッセージ」が企画されました。
戦後生まれの今本明子さん(61)は、三重県桑名市で空襲を受け、焼夷弾の中を3人の子どもを連れて逃げまどった母親の手記を朗読しました。
参加した70人は、平和のメッセージを付けた「はと風船」200羽を青空に向かい、いっせいに放ちました。
メッセージに「平和が一番。平和がつづきますように」と書いた市谷空さん(10)は「このままずっと遠くまで飛んでいいってほしい」と話していました。
鳥取県弁護士会は3日、国民投票法の施行を前に、鳥取市で憲法公開講座を開き、80人が参加しました。
基調報告では、近代憲法の基本原理としての立憲主義(個人の基本的人権を擁護するため、法=憲法が権力者を支配)の堅持を求める「鳥取宣言」、平和的生存権と9条の意義を確認した「富山宣言」が解説されました。
奈良県の宮尾耕二弁護士が、基調講演で民主党の憲法改正案を分析。「憲法は誰のために、何のためにあるのか」と提起し、民主党の改正案も自民党案同様に立憲主義の反対側に位置し、「制御棒を抜いて暴走する原発だ」と告発しました。
9条改正をテーマに市民と意見交換。安田寿朗弁護士は、日本の改憲論は「馬=国家権力・操者=国民・たずな=憲法」を、「馬=国民・操者=国家権力・たずな=憲法」に変えるもので、9条が改憲の眼目だと指摘しました。
高橋敬幸弁護士は「憲法は、平和的生存権を世界のすべての人々に保障する立場であり、日本は率先して平和の共同体をアジアに築くポジションにある」と強調しました。
宮尾弁護士は「テロの根源は飢餓、貧困、未教育にあり、軍事力では解決しない」と、平和解決の重要性を訴えました。
鳥取県医療労働組合連合会は12日、鳥取市でナースウエーブに取り組み、看護師ら50人が参加しました。
鳥取生協病院前からJR鳥取駅まで白衣でデモ行進し、駅北口で署名宣伝をしました。
「医療・社会保障予算を大幅に増やし、制度の再生をめざす」署名は1時間で253人分が集まりました。
看護師が次々にマイクを握り「入院患者に対して、日本の医師はフランス・イギリスの3分の1、アメリカの5分の1、看護師はフランスの半分、イギリス・ア
メリカの4分の1しかいません」「大学病院の緊急救命センターの全医師退職、自治体病院の産科や小児科の閉鎖、看護師の長時間過密労働による早期離職問題 などが相次いでいます」として、医師・看護師を増やす政策への転換を訴えました。
日本共産党と後援会は、普天間基地問題を参院選の最大の争点として、全県宣伝に取り組んでいます。
岩永なおゆき参院選挙区候補は、①東北アジアの問題は話し合い=6カ国協議で解決する。海兵隊の出番はない②世界経済は緊密化し、武力行使はできない③海
兵隊は、イラクやアフガニスタンで戦争をしている侵略の部隊で、抑止力ではない④普天間基地は銃剣とブルドーザーで奪った違法な基地―として無条件撤去を 呼びかけています。
労働者後援会と女性後援会は10日、JR鳥取駅北口で街頭宣伝。男性が「外国が攻めてきたらどうするのか」と話しかけてきました。
労働者後援会の近藤衆平事務局長は①どの国にも日本を攻める理由がない②海兵隊が武力行使すれば、東北アジアに壊滅的打撃を与えかねない③憲法9条を持つ日本は、紛争の話し合い解決を主導する立場にある―と話しました。
新日本婦人の会鳥取県本部は16日から19日の間、鳥取市のとりぎん文化会館で「核兵器のない世界を!NPT再検討会議要請団の活動報告」パネル展示を鳥取市のとりぎん文化会館で開きました。
リポートは、国際平和会議に参加した真壁容子さん(元南部町議)が作成したもので、同要請団(真壁さん、県原水協の伊谷周一理事長、鳥取生協病院の斉藤基医師)の活動を報告しています。
潘基文国連事務総長が国際平和会議閉会総会で「私は核兵器廃絶条約を核保有国に迫ります。政府を動かすにはみなさんの力が必要です」とスピーチしたことなども紹介されています
日本共産党の参院選比例・鳥取選挙区事務所が14日、鳥取市職人町35(電話0857―24―0705)に開設されました。
岩永なおゆき参院選挙区候補は「民主党は漂流する難破船、自民党は沈みゆくドロ船」と評して、「大企業中心・アメリカ追従」を「国民が主人公」の政治に改める綱領=羅針盤を持った共産党へ大きな支援を、と呼びかけました。
県森林組合連合会会長、JAグループ鳥取から〝躍進〟、〝健闘〟を期待するメッセージが寄せられました。
松本光寿弁護士は、普天間基地移設を「暴力団事務所が町内会に来るようなもの」と指摘し、全国で住民の反対運動が起こっていると強調しました。
精神障害者の小規模作業所を経営する女性は「自立支援法と県の工賃3倍化計画で、職員の給料は半分になり、利用者の引きこもりが増えた。来年度中(県の補助金打ち切り)の法人化はできない」と訴えました。
小学生と幼稚園児の母親は「夫は深夜にまで及ぶ残業で、うつ病になり現在、制限勤務。給与があと数年で3割カットになる。私も働き始めたが、学童保育に月1万8千円がかかる」とのべ、子育てできる社会にしてほしいと訴えました。
日本共産党の岩永なおゆき県書記長は10日、松尾好行境港市議とともに、境港市漁協、境港商工会議所、境港水産振興協会、障害者施設などを訪ね、6月5日の市田忠義書記局長を招いての演説会を案内し、懇談しました。
水産振興協会では、志位委員長のアメリカ訪問が話題になりました。
岩永氏は、全米法律家協会での講演で、志位委員長が、普天間基地の無条件撤去を主張しながら、真の日米友好関係を築きたいと話したことを紹介しました。
協会幹部は、鳩山政権の迷走ぶりをあげて「あれじゃあいけません。がんばってください」とのべ、「しんぶん赤旗」の読者になりました。
岩永氏は12日、錦織陽子県議とともに、中小企業団体中央会米子支所、米子商工会議所、国鉄労働組合を訪ねて懇談しました。
商工会議所で錦織県議は、大企業が内部留保を大きくふやす一方で、賃金はさがり、中小企業はつぎつぎ倒産し、先進国のなかで日本だけが経済成長がとまったことを話し、労働者と中小企業を守るルールある経済づくり=党の成長戦略を紹介しました。
中国経済が話題になり、岩永氏は、いまや中国は日本やアメリカにとって大切な経済のパートナーであり、「抑止力」などといって圧力をかけるような相手ではないと指摘しました。
国労で岩永氏は、国鉄分割民営化のさいの国労組合員に対する不当解雇撤回を求めるたたかいが解決の方向にむかっていることに敬意をのべました。
応対した書記は「最初からがんばってくれたのは共産党さんだけ。赤旗でも毎回書いてくれて、切り抜きをコピーして回している」とのべました。
岩永氏は13日、錦織県議、大山町の大森正治町議とともに、大山森林組合の椎木孝明副組合長と懇談しました。
椎木氏は「伐採も植林も作業道が必要だが、山の持ち主の了解がいる。山の境界を明確にする必要があるが、高齢化し、記憶がうすれている。木がもうけにならないから関心もない。おお急ぎでやらないと、制度もいかされない」と現状を指摘しました。
日本共産党鳥取県委員会と党県後援会は16日、参院選と中間地方選挙でなんとしても勝利しようと、米子市文化ホールで決起集会を開きました。
中央委員会選対局の田熊和貴氏が情勢と方針について報告。岩永なおゆき書記長と、米子市議選、岩美町議選の各候補者がそれぞれ決意表明しました。
岩永氏は、日本共産党がこの間、志位委員長先頭にアメリカに渡り、普天間基地の無条件撤去を要請し、核兵器廃絶を申し入れ、財界・大企業に対して派遣切り
をただすなど、アメリカ、財界と対話の道をつくってきたこと、県内でも医師会、農協、森林組合、商工団体、建設業界などと懇談を重ね、党の政策が共感を呼 んでいることを示し、「反共の壁は崩れ、共産党の値打ちが輝いています。選挙区でも、財界中心・アメリカ追従の候補か、国民が主人公の候補か、選択枝は二 つです」と支援を呼びかけました。
米子市駅南後援会の音田紀一さんは「高齢な後援会員も、知り合いに手紙を送るなど人脈を活かしてがんばっている」と、必勝の決意をのべました。